ゲーム制作で挫折したことはありませんか?完成までに6つの壁があると思います。完成させるには1つ1つ達成すれば良いというのではなく、全てが同時に達成して初めて完成の道が見えてくるといった険しい道になっているのではないでしょうか?
立ちはだかる6つの壁
健康
健康な人は普段何も感じませんが、一度体調を崩したり、病気・怪我をすると健康のありがたみがわかるでしょう。ゲーム制作は長期間にわたりパソコン画面と向き合う割とハードワークなので、地の基礎体力の高さは完成への近道になるでしょう。体を鍛えてもりもり制作できるエネルギーを生み出しましょう。このブログでは右側のカテゴリーに健康(人的資本)と題して健康に関する内容もこれから増やしていく予定です。
環境・道具・PC
仕事道具には自分が用意できる最高のモノを準備しましょう。後からスペックが低いせいで無駄に時間を取られたり、余計な仕事を増やされたりしてはせっかく確保した活動時間を無駄にしてしまいます。さらにうまく行かないことでやる気をなくすことで完成への道がぐっと遠のいてしまいます。
もし最高の道具や環境を用意しても、よりよいゲームが完成できなかったときは自分のスキルや頑張りがなかったと自分のせいにすることで、自分の限界がどの程度のものなのかもはっきり見ることができるでしょう。
また最高のモノを用意すると言っても必要以上にオーバースペックな自分に扱い余るものは流石に必要ありません。自分に必要プラスちょっと上くらいのランクの良いものを選びましょう。予算も無限にあるわけではないので、無駄なことにはお金をかけるべきではありません。
やる気・企画・情熱を注げる自分の命を注げる内容
自分の企画は世界のどこにもないモノですか?もちろん既存のゲームを真似したゲームを作るのが初心者にはもっとも適切な題材ですが、これから販売してお金を稼ごうと思うと、ただ単に真似をするだけでは、真似をしたゲームの劣化コピーになりえる可能性が十分にあります。また機械的に真似をするだけではやる気は起きるでしょうか?
自分だけにしか発想できないオリジナルな部分が作品の味わいになり、そのゲームでしか体験できない独自の世界観となるでしょう。作るに当たっても自分だけにしか作れないという気持ちがやる気の原動力になるでしょう。
時間・お金
時間のやりくりが一番むずかしいのではないでしょうか?特に社会人になってからゲーム制作をする場合はとにかく時間がないと思います。学生時代に開発のチャンスが得られた人はラッキーですね。
- 学生時代の空いた時間(特に夏休みや冬休み)
[1日4時間程度+長期休みボーナス1日8時間×30日程度] - 仕事が終わった後に夜な夜なゲーム開発
[1日2時間程度] - 最低限暮らせるだけの仕事に絞り開発
(1日4-6時間程度) - フルタイムで完全にゲーム制作
[1日8−12時間程度]
隙間時間では絶対に達成できない領域
同じ16時間作業できた。でも1日2時間×8と、1日8時間×2では全く出来栄えのクオリティが違うことを知っていますか?1日8時間×2のほうが圧倒的に出来栄えも進み具合も良いです。なぜなら間に挟まる余計な雑念がなくなるからです。どうしても人間は仕事中にあんなことあったな。や次の仕事はどうしようか?など仕事−ゲーム制作と2つのことを1日過ごす中で考えてしまいます。そこで仕事のことが完全になくなると1日中ゲーム制作のことで頭の中をいっぱいにできます。今まで気が付かなかった方法やアイディア、もっと面白くできないか?という考えが無限に広がり、隙間時間では絶対に到達できない領域が開けて来ます。
フルタイムでするなら貯金は必須
とはいえ右肩下がりの日本でいきなり会社をやめて、売れるかどうかもわからないゲーム制作をしまーす!と会社を去る人はあまりいないでしょう。もしゲームが売れなくても少し貯金が減ったわ、わっはっはっ、位に思えるぐらいに貯金をしておきましょう。ゲーム開発中は貯金が減りますがその分、UnityやUnrealEngineに関する知識が増えるので、お財布は寂しくなりますが、スキルアップは確実にするので、自分への投資と思って、思い切ってフルタイムゲーム制作をしてみるのも、1度きりの人生ありだと思います。
TwitterやYouTubeなどで情報を発信していると思いがけずお仕事のお話をもらえたりすることもあるので、大きく人生を変えられるチャンスへの代金だと思っても良いでしょう。
スキル・できないと進めない
さて企画もやる気も時間もできたし、いよいよゲームを作るぞ!!といざ意気込んでみてもなかなか自分のやりたいことができずにゲームが作れなかった経験はありませんか?そう時間と環境などがそろってもやり方や方法がわからないと、無情に時間がすぎる中でパソコンの画面を眺め、どうしたらわからない、という非常なイベントに遭遇します。
大抵のことは調べれば出てくるのですが、初心者のころは何も分からず糸口さえつかめず放心状態になりやすいです。調べ方の調べ方がわからないというやつですね。
個人開発はアセットに頼ろう
もちろん何もかも自分で全部0から作るというのは、自分だけの作品に仕上がり、とてもオリジナリティのある作品を作ることができます。しかし、何もかも全部自分で作っているとトンデモなく時間がかかる上に、色々つまづくポイントが多く、挫折の可能性が高まります。
わからない部分や難しい部分は先人の知恵や、アセットにある程度頼って、進めていくのが挫折せず無難に進められることでしょう。もちろん使いやすそうなアセットを選定する選球眼がとても大事にはなってきますが。
できるようになるとめっちゃ楽しい
逆にやりたかったことが、できるようになると、どんどん夢広がり、楽しくなってドンドン機能を追加したりイベントを増やしたくなります。できる→楽しい→もっとやりたい。と良い循環が生まれて時間が許す限りあれもこれもやりたい状態になります。
まあそのせいで契約の浮遊船では規模が大きくなりすぎて収集させるのがとても大変でしたが。
完成までの継続
小さい作品でも数ヶ月、大きな作品だと数年単位で完成までに時間がかかります。同じゲームを何年も遊ぶことはできますか?作るのとはまた違いますが、数年間同じゲームに触るという意味で、数年間たっても魅力を感じる遊びたいゲームと思えるぐらいの企画でないと、完成までに飽きてしまい途中で挫折する可能性が高まります。Twitterのつぶやきや自身の体験を踏まえると、約2年経ったくらいのころに急に飽きたような間隔に襲われます。個人で作るなら2年以内に完成。計画上ではその3分の1くらいで作ったほうがより現実的なサイズ感になるはずです。
まとめ
契約の浮遊船を作ることができて、現在ゲーム制作の2作品目として、ゲーム開発の2周目に入っていますが、健康を大きく損なってしまい1年以上苦しんでいます。6つの壁と題してつまづいているポイントごとに解決策を見出して今のダラダラした生活を改善できれば、と思って記事を書いてみましたが、つまづいているポイントに絞ってまた新たに記事を書いていく必要がありそうですね。
次回以降の記事ではそれぞれの対処法を見つけられるような記事を作れたら良いなと思っています。
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