注文してからすぐにLaunchPad Xが来ました。それでは初期設定や使い方を見ていきましょう。
初期設定
自動検出で誘導される
- USBでMacにLaunchPad Xを接続する
- 自動で初期設定をするWebページに誘導される
- Webページで設定や最初の説明をしてくれる。
- アカウント登録はスキップした
- どんなふうにLaunchPad Xを使いたいか訊かれる。
- LogicProXで使いたいので「 現在使用しているレコーディングソフトウェアでLounchPadXを使う 」を選択
- LogicProXを選択
- 動画での説明がひとしきり流れる。(3動画くらい)
- 簡単モードを無効にしろとか言われるがしなかった。
- ひとしきり説明が終わったっぽいのでやりたいことを選ばされる。
- ユーザーガイドからWebページのComponentを設定するページに飛ぶ
- ファームウェアを更新させられた。
- Componentの設定画面が表示される
LogicProXを起動する
- LogicProXを起動すると自動的に検出された画面が出た。
- よくわからないがLaunchPad XのSessionMixerというボタンが選択されているのでNoteボタンを押すと鍵盤のようになった。
- プロジェクトを新規で作成して、ソフトウェア音源にピアノを設定したら、LaunchPad Xでピアノが弾けるようになった。
(LounchPadXには大きく3つのモードの種類があり、SessionMixer、Note、Customがあります。Noteモードでは鍵盤のようにLounchPadXを使うモードで、LogicProXを起動してソフトウェア音源を選択してNoteモードで使えば演奏できるようになりました。)
第一印象
ボタンが硬い
音を出す部分の白いボタンはもっと柔らかくてふかふかしているものかと思っていました。しかし実際に押してみると固く、ほぼボタンの物理的上下の移動はありません。硬い壁を叩いたような感触がします。
しかし周囲の黒いボタンは自分が思っていたようなふかふかした感触のボタンでした。
そして音量を出そうとすると結構な力で叩かないと音がはっきり出てくれません。ベロシティに対応しているので音量変化を出せるのは良いですが、普通に叩くとかなり小さい音として出力されます。
いうほどスベスベしてない
瀬戸弘司さんの動画でスベスベしていると説明されていたので、パウダー上の何かがまぶされて本当に手が滑るようにスベスベしているのかと思いましたが、実際に触ってみると多少引っかかりを感じるような質感のボタンでした。
軽い力で押すとスベスベと感じるのかも知れませんが、自分はスベスベとまでは感じませんでした。
カスタムしたドラムが叩きたい
Drum Machine Designerで設定
やり方は上記の動画で説明されていました。簡単にまとめると
- LogicProXをソフトウェア音源で新規プロジェクトを作成
- トラック情報のインストゥルから「 Drum Machine Designer 」を選択
- ドラムのパッドにどの音を入れるかを設定する画面が開く
- 対応するパッドの場所の+ボタンを押して右側の音源から鳴らしたい音を選ぶ
(ドラムのデザイナーなので、ドラムの音しか選択できないようです。任意の音を入れるには別の方法で設定するようです。)
ボタンの色を変えたい
バスドラムは赤、スネアドラムは黄色、ハイハットは緑、のように音色に合わせてパッドの色を変更したいです。
LaunchPad Xの色はWebページのComponent設定のカスタム設定で色々指定すると色などを変えることができました。しかし、Drum Machine designerで設定したボタンとの割当が変になってしまい対応が崩れて意図した場所の音と色に対応させることができません。
こんな感じでカスタマイズしたドラムの配置でかつ色を音色ごとに変えたいのですが今すぐにはわからないようです。
カスタムしたドラムが叩きたい2
カスタムモードで設定したMIDIノートと、音源の音階と音色の対応をさせることで、自由な配置と色でドラムの音を出すことができました。
鍵盤に対応したMIDIキーとパッドの色をカスタムする
- LogicProXのプロジェクトのソフトウェア音源を追加してドラム音源を選択します。
- ドラム音源は各キーボードのMIDIノートに対応したキーの位置に音色が登録されています。
- Webブラウザのコンポーネント編集(カスタムモード)で、MIDIノートを自分の好みの位置に配置します。
- 鳴らしたい音に対応したMIDIノートのキーの高さを指定します。
- パッドに表示させたい色を選択します。
- ①〜⑤の手順を繰り返して自分の好みの配置と色のドラムキットのカスタムプリセットを作成します。
まずはこんな感じの配置を作ってみました。
親指で赤色のキックを叩き、人差し指で中央の薄い黄色のハイハットを叩きます。
中指で黄色のスネアドラムを叩いて、右側にLowTomとHiTomをおいてみました。
試しに演奏しただけなのでまだまだ仮の配置ですが、意図したとおりに演奏できて大満足です。
セーブするにはNovationのアカウント登録が必要。WebブラウザのComponentでは設定した配置などを保存するにはアカウント登録が必要のようです。
他にもブラウザ版ではなくアプリ版でダウンロードして使うComponentの設定方法が有ったのでそちらはアカウント登録が要らないかも?またやってみます。 → アプリ版でもセーブするときにログインを要求されました。どうやってもアカウントを作らせたいようですね。
→ 結局アカウントを作りました。本名の登録も必要でやや抵抗がありました。
スケール設定した楽器を弾きたい
ミクソディアンスケールを設定したキー配置を作りました。カスタムモードで1個1個MIDIノートを配置して、ミクソディアンスケールの音に色をつけて、使わない色は灰色にしました。
完全に音が鳴らないようにもできますが、キーの配置の位置関係を最初は意識して演奏したかったのでこのような配置にしました。
現在はC2からC5の4オクターブしか音域を使えていませんが、もし使わないキーをのけると8オクターブの音が使えそうです。
スケール設定ができるか?購入前は不安でしたが、思い通りの使い方ができて大満足です。
余談・連携どうなってんの?
ComponentからLounchPadXへはNovationの製品ということで連携できるのは何となくわかりますが、LounchPadXからLogicProXへ連携できるのが何故なのか?購入する前は疑問に思っていました。何か特別な接続の設定をしなければならないのでは?と思っていましたが、今考えると単純に、設定されたMIDIキーの信号を送っているだけで、普通の3オクターブとかあるMIDIキーボードを接続したのと何ら変わりのないことをしているのではないでしょうか?
まとめ
触ってまだ3時間ちょっとですが、やりたいことが一通りできて大満足です。パッドの硬さにはまだ慣れませんが良い買い物をしたと感じられる製品でした。
正直鍵盤に慣れていない人は、MIDIキーボードを買うより先にLounchPadXを買ったほうがよりDTMの作曲に活用できるのでは?と思っているフシがあります。つまりMIDIキーボードはなくてもLounchPadXさえあれば曲を完成まで作れるような気がしています。
何はともあれ装備が整ったのでこれから理想のゲームBGMに向けて作曲を頑張っていくのみです。
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