UnrealEngineアセットStylized Natureではユーザーの好みに合わせて様々なカスタマイズができるようになっています。しかし反面、使い方がわからないと普通に使いづらいアセットに感じてしまいます。
今回は公式のドキュメント動画を見ながら、何ができるのか?どうやってカスタマイズしていくのかを、基本自分用の備忘として、まとめていきたいと思います。
今回使用したアセット
Stylized Nature (Nature, Forest, Stylized Forest, Forest Pack, Nature Pack)
Just a moment...
公式のドキュメント動画
OniScape: In depth tutorial
使い方動画を見ながらまとめていくよ!
何ができるの?
- 一部のプロップ(ランタンみたいなやつ)には重力を検出して動いてくれる物がある(2:16)
- ロープはブループリントのスプラインで編集することができる(2:37)
- Data Layerからライトのプリセットを変更できる「 デモシーンの話 」(3:08)
- 鳥居の門などのマテリアルにはUseRVT(Runtime Virtual Texturing)のONOFFの項目があり、ONにするとアクターのテクスチャをランドスケープのテクスチャで塗りつぶしたようにできる。「 地面に同化して風化したようなアクターを作ることができる 」「 RVT blend falloffで同化具合を調整できる 」(5:33)
- 「 Use grass/dirt blend? 」で鳥居の表面の色が変えられる(5:59)
- 鳥居にメッシュペイントができる(6:32)
- 同じく岩にもメッシュペイントができる(7:02)
- ほとんどのプロップのマテリアルの色は、マテリアル編集から部分ごとに色をカスタマイズできる(7:15)
- 木もメッシュペイントができる
- ほとんどのフォリッジは風でのゆらぎを調整できるようになっている(8:57)
- Level_material_parametersファイルから様々な環境パラメータを調整して自分好みの環境を作り出すことができる「 動画内では風の強さと向きを調節する例が紹介 」(9:30)
- ランドスケープの各レイヤーのブレンディング具合を調節できる(10:22)
- Triplanarパラメータでランドスケープの岩の部分を自然な描画にすることができる(11:27)
- Level_material_parametersファイルの「 Blueish grass tint 」で草原の緑色の色をオレンジなど自分好みの色に変更できる(12:30)
- 岩も同様に「 Rock mid tones 」などのパラメータから色を変えて見た目の質感を変更することができる(12:49)
- 木のマテリアルでも同様に細かくパラメータを調整することで自分好みの色や質感に調整することができる(13:15)
- フォグや雲はFXとしてアクターとして配置できる。ただ雲はボリューメトリックではない模様。しかしマテリアルのパラメータ調整により雲が渦巻いたり、揺らいだりさせることができる(16:00)
- アクター単位でゴッドレイを作ることができる。(16:43)
- ビルボード製のフォグもアクター単位でワールドに配置することができる。同様にマテリアルのパラメータ調整でゆらぎを動かすことができたりスピードや向きを調節できる(17:17)
- 「 MI_FX_Sun_panner 」で太陽の動きや様子をカスタマイズできる。「 特に地面に落ちる雲の影の様子が色々調整できるっぽい 」(18:03)
- デモシーンアウトライナー上にある「 PostProcessVolume lar gebridge day 」というポストプロセスで環境の見え方を細かくカスタマイズできる(18:53)
- ランドスケープのテクスチャブラシも一応3個ぐらい?用意されている。テクスチャブラシでランドスケープをスカルプトする時に一度試してみよう。(19:28)
まとめ
言葉だけでできることをまとめただけなので、アセットを購入していない人、動画を見ていない人にはちょっとわかりにくい記事になったのでは?と思います。
またアセットを購入して触ってみた人は、そういえば何ができるか?まとめた記事あったな?ぐらいに思い出して活用してください。
またアセットを触ってみて躓いた点がいくつかあったので別途記事にしようと思っています。内容は以下の通り。お楽しみに。
- デモシーンが初手何も表示されずに困った。
- AutoMaterialで自動的に草が生える。(自分は自動的に生えなくしたい)
- 草の見た目を正常にするにはRVTの設定をなんとかしなければならない。
- フォリッジ専用のフォルダがあるのに気が付かなかった。
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