ゲームで扱う雲はたいてい自動で生成された、雲全体が1つの扱う単位として制御するものばかりです。雲を1つのオブジェクトととしてレベルやシーンに配置して雲をデザインする人は少ないようなのか?なかなかオブジェクト単位で扱える雲が少ないです。(特にUnity)
今回はアンリアルエンジンのアセットでオブジェクト(アクター)単位で扱える雲アセットを探していきます。プラグインである「 Niagara Fluids 」は干渉できる雲が作れるかわりに処理不可が高い傾向があるような気がします。
結論
Cloud Forge Complete – VDB Clouds 1.4.3 を買うことになりそう。
アセット物色
候補1
CloudScape: Volumetric Cloud & Fog Library
雲をアクター単位で扱えるものの、ベイクを行いスタティックメッシュのように扱う模様。つまりリアルタイムでモクモクした雲は作れない可能性あり。どちらかというとシーンの背景にドンとデザインした雲を配置する用途っぽい使い方をしている模様。
公式チュートリアル動画「 CloudScape Sky Bake Tutorial 」
候補2
Smoke Clouds
- アクター単位で雲を扱える
- 雲をある程度大きくしても快適に動いている
- リアルタイムで雲がモクモク動いている
- Seedをいじることで多用な雲を作れる
- メッシュに応じた雲の形も作れる
広大な空間、例えば1kmサイズの雲にスケーリングした場合のパフォーマンスが気になるところですが、思い描いている理想の雲アセットに一番近いように感じます。
候補3
Cloud Forge Complete – VDB Clouds 1.4.3
- アクター単位で雲を扱える
- 雲を広大な空間に大きく配置できる
- リアルタイムで雲がモクモク動いている
- Seedをいじることで多用な雲を作れる
- 巨大な雲にしてもパフォーマンスに問題がなさそう
クラウドは軽量に構成されているため、リアルタイム アプリケーションですぐに実行できます。との文言が公式ページにあり。 - スパウナーにより現実の雲のように、雲が現れたり消えたりが設計できるっぽい
なんか似たようなバージョン違いのアセットがあってどれを買えば良いのかわからないのですが、とりあえずCompleteと付いているものが最新のものなのでしょうか?
雲のスパウナーブループリントもあるらしく、おそらくこれが理想の雲アセットではないか?と思うものの何か見落としているような気もしています。
まとめ
探せばもっと他に良いものがあるかもしれませんが、「 Cloud Forge Complete – VDB Clouds 1.4.3 」で思い描いた自分の理想の雲が作れそうなので、満足してしまいました。
また失敗するかもしれないので、時間をあけてまた調べる機会があれば追加で調査を行いたいと思います。
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