[レビュー]著作権トラブル解決のバイブル！クリエイターのための権利の本

YouTubeやブログで何か、他人が作ったもの（他人が映り込むもの）を掲載したい場合、著作権的に大丈夫か？不安になったことはありませんか？そこで今回はそれらの不安を解決するために作られた、

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著作権トラブル解決のバイブル！　クリエイターのための権利の本改訂版

という本を紹介したいと思います。

本の大まかな内容

著作物の内容（写真・画像・文章・地図・プログラムコード）に応じて具体的に何はしてもOKで、何をしたら著作権違反になるかを書いてくれています。

YouTubeやブログでよく行うようなケース、画像は許可なく使っても良いのか？やウェブサイトのスクリーンショットは自由に使えるのか？など具体的な行動に対しての解答やアドバイスが記されています。

とはいえ、多くのケースでは、著作物を作った会社や本人に許可を求めましょうという締めくくりが多く、なんとも読んでいる側としてはパッとしない解決策を提示されます。

また、多くの具体的なケースについて書かれていますが、もしかすると自分が確認したいケースについては書かれていないかもしれません。しかし基本的な、YouTubeやブログでやりたいようなケースについては書かれています。（ケース一覧をここに書き出したいところですが、それも本の内容を記すことになり著作権違反になる可能性があるので今回は、大雑把にレビューしました。）

買ってよかったか？

正直、自分のやりたい内容について全て網羅しており全てにおいて、問題なく使用できる方法が記載されていると期待していました。しかし、実際は自由に利用できない場合が多いという解答であったり、専門家に相談しましょう、著作物を作った会社や本人に許可を求めましょう、という締めくくりが多く感じられ、少し期待はずれでした。

とはいえ、実際に使用するには、こういうことに注意しましょうや、こういう範囲ならOKです、といった解答もあり、無いよりはあったほうが助けになる本だと感じました。

何も知らないまま、好き勝手やって著作権を侵害して、最悪賠償責任などの事件に発展した場合、数百万規模でお金が飛んでいくことを考えれば、その予防策として本を1冊3000円程度で購入するのは、安い投資だと思います。

もちろん、中々賠償責任などの事件になるケースは少なく、最初は注意されるくらいから始まると思いますが、最初から注意されないくらいに著作権に配慮した行動を行えるのがベストでしょう。

YouTuber・ブロガーになるなら買っておこう。

これからYouTubeやブログを始めるのであれば、無用なトラブルを避けるために、1冊買っておきましょう。情報発信は、みなさん好き勝手やりたいようにやっているように見えますが、著作権を考えると、意外と何でもかんでも好き勝手できるわけではなく、著作権というルールに従わなければならないという制約を受けます。

知らないところで許可取りや問い合わせを行い、裏では地道な下積みの上に、自由勝手にやっているように見えているのかもしれません。（もちろん許可なくやっている人もいるようですが・・・）