結論
DIM(Daz Install Manager)で管理するのが最も最適。
前置き
DazStudio(ダズスタジオ)では3つの方法で購入したアイテムをインストールすることができます。
- DazStudio本体のスマートコンテント機能
- DIM(Daz Install Manager)[ダズインストールマネージャー]
- Daz Central [ダズセントラル]
この中でDaz Centralは公式からDIMに合体されDaz Central自体がなくなるとの通知がありました。なのでこれから長いことダズスタジオで遊びたい人は
- DazStudio本体のスマートコンテント機能
- DIM(Daz Install Manager)
の2択からアイテムをインストールすることになります。
どっちがええの?(比較)
スマートコンテントとDIMからのインストールでは同じアイテムでも、全く異なる形式、保存先で各指定したパスに格納されます。詳しくは前回記事「 Cドライブに入れたDazStudioをHドライブに移行する方法 」でお引越しを実際にやった人なら詳しく分かっていると思います。
ChatGPT
結論:DIMでのインストールに統一するのがおすすめ!
Daz Studioの「Smart Content」経由(Daz Connect)と、DIM経由のインストール方法にはそれぞれ特徴がありますが、安定性・管理のしやすさ・ファイルの自由度を考えると、DIMでのインストールに統一するのがベスト です。
DIM vs Daz Studio (Smart Content) インストール方法の比較
項目 DIM (Daz Install Manager) Daz StudioのSmart Content (Daz Connect) 安定性 ✅ 安定(エラーが少なく、失敗しにくい) ⚠️ 時々不具合あり(インストールに失敗することがある) ファイル管理 ✅ ローカルに完全な非暗号化ファイルを保持(自由に移動・バックアップ可能) ⚠️ 暗号化データで管理(Daz Studio専用のフォーマット) インストール速度 ✅ 高速 ⚠️ 遅いことがある(サーバー依存) インストール場所 ✅ 自由に指定可能(H:/Daz My DAZ 3D Library など) ⚠️ Daz Connect専用のフォルダに保存される(変更可能だが設定が面倒) 再インストール・移行 ✅ 簡単(フォルダをコピーするだけで別PCに移行可能) ⚠️ 別のPCに移行しづらい(暗号化データなので、公式サーバーから再ダウンロードが必要) アイテムの画像表示 ❌ リスト形式のみ(画像なし) ✅ 画像付きで見やすい インタラクティブライセンス確認 ❌ 不可 ✅ 可能(Smart Contentから確認可能)
なぜDIMがベストなのか?
- ファイル管理の自由度が高い
- DIMでインストールしたコンテンツは 完全な非暗号化データ として保存されるため、自由に移動・バックアップ・別のPCへの移行が可能。
- 一方、Daz Connect(Smart Content)は 暗号化されたデータ を使うため、手動で管理しづらい。
- 安定性が高い
- Daz Connectはインストール失敗やデータ破損が起きることがある。
- DIMはほぼ確実に正常インストールできる ため、不具合が起きにくい。
- 再インストールやバックアップが容易
- DIMならインストールフォルダをコピーするだけで、他のPCや外付けHDDに簡単に移行可能。
- Daz Connectだと、別のPCに移行すると再ダウンロードが必要。
- Daz Studioを立ち上げずに管理できる
- DIMなら、Daz Studioを開かなくてもアイテムのインストール・アンインストールが可能。
実際の運用
自分の場合は、ゲーム製作で使用するのと、遊びでダズのレンダリングを行うため、インタラクティブライセンスの管理が絡んできてちょっとめんどくさいです。上記のリストにもあるように確かDaz4.20以降のバージョンからDazStudio本体でアイテムのインタラクティブライセンスを購入したかどうかが分かるようにタグ付けできるようになりました。
左側にDazStudio本体を起動して、インタラクティブライセンスの購入を確認して右側にDIMを起動してアイテムをインストールするのが基本的な流れになります。その時DIMからインストールしてもDazStudioに反映されないときがあるので、データベースの更新を行います(下図)
まとめ
操作手順としてDazStudio本体のスマートコンテントを使うのが最もシンプルで楽なのですが、保存の形式や形態、管理の簡易さを考えるとDIMという結論になってしまいました。
DazStudioのスマートコンテントがDIMのような管理方法で管理されるようにしたら最も楽なのですが、なぜ3つという煩雑なインストール方法があるのでしょうか?
おそらくDazの歴史的な背景があると思うのですが、これからより簡単に改善して欲しいところです。
あとライブラリをインタラクティブライセンスありとなしで分けれる用にするか?非インタラクティブライセンスアイテムを一括で削除できるようにしてくれると非常にありがたいです。
ゲーム用とレンダリング用で分けるの面倒くさいんだよな〜…。
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