#5 製品の作成・オンボーディング・Epic Games Storeでゲームをリリース

いよいよ製品の作成に入りましょう!

  1. 製品の作成-英語でゲームタイトル名前入力
  2. 組織の設定を更新
  3. オンボーディング(Epic Games Store パブリッシング ツールへようこそ!)
  4. 製品の編集が可能に!(詳細は次回)

という順番で進んでいきます。

まずは全体記事を読んでね!

以下の全体記事から少しづつ出品作業を進めていきましょう!
「 Epic Games Storeでゲームを公開・販売する方法|申請からリリースまでの流れ 」

 



 

1、製品の作成

  1. ダッシュボード中央部の青色のボタン「 製品を作成 」をクリックしてゲームの出品プロセスを進める。
  2. 製品を作成というポップアップウインドウが出現 → 製品名を64文字までで入力するフォームに自分のゲームのタイトルを入力する。(日本語で入力するのかと思いきや、英語のみかつその他Epicが規定する記号「 spaces( ), underscore(_), dash(-), colon(:), exclamation mark(!), full stop(.) 」のみが使えるようです。)またここに入れた名前から商品のURLとなるスラッグが自動的に作成されるので、見やすいURLも意識して製品名を入力する必要があります。この作業だけで1時間半ほどかかりました。ChatGPTと相談して、「 契約の浮遊船 失った記憶と空の遺跡 」が「 Skyship of the Pact: Lost Memories 」というタイトルになりました。Steamでは「 Ship Contracted 」にしているので、同じ製品なのにSteamとEpicでタイトルが異なり厄介なことになってしまいました。
  3. タイトルを入力後、青色の「 作成 」ボタンを押すと、ポップアップウインドウが消え、製品の追加の場所に、入力した名前の製品を管理する枠組みが生成されます。生成されるまでに少し処理が走り時間がかかります。

 



 

2、作成した製品のEpic Games Storeの編集に進めない

組織の設定を更新というポップアップに阻まれる

組織の設定を更新 Epic Games Store パブリッシング ツールを使用するには、組織のオーナーが組織のすべてのメンバーの法的署名者となるように組織を更新する必要があります。この変更は元に戻すことができません。

組織の詳細についてはこちらを参照してください。

キャンセル  組織を更新して続行

さていざ審査も終わり製品ページの作成に取り掛かろうとすると上記のメッセージと共にポップアップウインドウで、次に進むかを選択させられます。一体何がどうなるか分からないうえで、この変更は元に戻すことができません。と言われると躊躇せざるを得ません。

ドキュメントを見つけた

Epic Games Storeのドキュメントで、オンボーディング プロセス → B. 管理プロセスを完了する という部分におそらくポップアップウインドウでしなければならない組織の設定の詳細が記載されていました。書いている順番に進めていきましょう。

契約書の同意

デベロッパーポータル → 左側から組織 → 契約のタブに進むと、3つの契約への同意を求められます。

  1. Epic Online Services, Standard Services(文章が長く大変)
  2. Anti-Cheat Services(割と短い文章なので苦戦はしない)
  3. Epic Account Services

右側に「 確認して同意 」というボタンがあるので1個1個確認していきましょう。ボタンを押すと専用の同意画面に遷移してそれぞれ事細かな規約が記載されています。幸い日本語がEpic側で用意されているので解読するのは英語に比べて容易になっています。

Zipファイルで保存することもできるので、不安な人はZipファイルで自分のパソコンに保存しておきよく読んでおきましょう。

同意すると、組織-契約のページに表示されていた「 確認して同意 」ボタンが無くなり、その右にある三点(…)で、同意したバージョンを確認する、契約書のバージョン履歴を表示というアクションが可能になります。

ChatGPTにポップアップの意味を訊いた

→ 書いている順序にすべての項目設定し終わりましたが、組織の設定を更新というポップアップは未だに出現します。ChatGPTに意味を訊くと、組織のメンバーのうち役割として割り当てられているオーナー(所有者)= 法的署名権限を持つ代表者でも良いですか?という質問らしいです。

法人などの複数人の開発者がいる場合(オーナー≠法的署名者の場合)などに注意が必要ということらしいです。

個人事業で一人でやっている分にはそもそも一人しかメンバーがいないので必然的に法的署名権限を持つ代表者は自分になります。特にメンバーを増やすことが無い限りずっとそれは変わらないでしょう。

ということでそこまで気にしなくてもよいポップアップのようでしたが、一度設定すると変更できないと言われ慎重になり、「 組織を更新して続行 」ボタンを押すまでに3日くらいかかってしまいました。

2、組織を更新して続行 ボタンを押す

いざ組織のできる設定をすべて行ったので、ボタンを押しました。すると以下のような手順で出品作業を進めることになります。

  1. 組織 → 契約 のページに飛ばされて、契約の数が増えました。(下記リスト参照)
  2. Epic Games Store Distributionの契約を約束しないと、製品の出品ができません。
  3. Epic Games Store Distributionの契約を約束します。
  4. ダッシュボード → 製品 → Epic Games Store を選択 → Epic Games Store パブリッシング ツールへようこそ!というオンボーディングが始まる。(次の章で詳しく)

増えた同意契約一覧

  1. Epic Online Services, Standard Services
  2. Anti-Cheat Services
  3. Epic Account Services
  4. Epic Games Store – Email Sharing Rider
  5. Epic Games Store Distribution
  6. Epic First Run Agreement
  7. Now On Epic Agreement
  8. Unreal Engine
  9. Twinmotion
  10. RealityScan
  11. Unreal Subscription

 



 

3、Epic Games Store パブリッシング ツールへようこそ!

オンボーディング

概要では、基本ドキュメントを用意しているから調べられることはリンクから全て調べてね。という感じの説明がなされます。Epic Games Storeのデベロッパーのコミュニティも活用して、それでもわからない場合はプライベートケースを作成から問い合わせてね。という感じです。

リンク一覧

  1. デベロッパーの資料
  2. 機能サポート情報
  3. Epic Games Store の要件
  4. レーティング
  5. マルチプレイヤー クロスプラットフォーム機能
  6. Epic Games Store アチーブメント
  7. コンテンツのガイドライン
  8. 禁止されているコンテンツ
  9. Tax Identity Solutions LLCのプライバシーポリシー
  10. Hyperwalletの利用規約を参照
  11. Workdayの利用規約を参照

提出手数料

概要から次へを進むと、提出手数料の支払いを求められます。
2025年の6月から手数料が無料になると聞いていたので、はて?なんで提出手数料いるの?と思ったのですが、無料になった手数料は、ゲームの売上から12%引かれる売上手数料のことだったようです。超えることはあまりないと思いますが100万ドル(1億4000万円)以上の売上を記録すると、そこから超えた分に関して12%の売上手数料が引かれるようです。

そりゃあ提出手数料を無料にしたらイタズラで誰もが出品するようになって、大変なことになります。とんだ勘違いでした。

ちなみに支払時の手数料は1ドル=147.77円でしたが、13,700円で済みました。

EPICファーストラン

Epic First Runは、Epic Games StoreでPCゲームを最初にリリースする開発者向けのインセンティブプログラムです。他のプラットフォーム(Steam、任天堂、プレイステーションなど)からすでに販売されているゲームでは、EPICファーストランは使用できません。

あくまでEPICに最も最初にリリースすることで、その引き換えとして様々なメリットを教授できます。契約の浮遊船はすでにSteamで販売してしまっているので、今回は使えないようです。

質問票

製品について簡単に14個の質問に答える必要があります。今までの税務のインタビューと違って、ゲーム製品に関することなので、わりかし簡単だと思います。注意するべきところは製品の概要を英語で280文字以内で紹介するところでしょうか?EPICのスタッフが目を通したり、製品の審査のときに利用されるかもしれないのでしっかり正確に記載しておきましょう。

簡単なので詳しくは割愛します。

 



 

4、EPICパブリッシュ機能が有効に!(商品ページの作成)

ようやく念願のストアページの作成のページが出現しました。基本右のバーに順序だててリスト化されたタスクを実行していくだけですが、丁寧に進めていきましょう。

左のサイドメニューでは各種パブリッシングするにあたっての詳細な情報が見れます。特に始めたばかりでは、リリース管理からゲーム製品のリリースまでの進行具合が表のように整って見ることができます。

 

お疲れ様です!

Epic Games Storeのオンボーディングどうだったでしょうか?ストアページの作成に至るまでの過程が長くて、ようやくか?といった印象ではないでしょうか?

しかしこれからが本番です!ゲームが売れるようにしっかりストアページでプロモーションしましょう。

 

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