契約の浮遊船を作り終え、2作品目のロボットゲームを作っている中、ふと思うのが、「 独学でこのまま作って面白いゲームが作れるのか? 」という疑問はふつふつと湧いてきます。
そんな中、HumbleBundleのThe Complete Concept art Training Bundleというゲームデザインからコンセプトアートを勉強できるバンドルが30ドル、約5000円で販売されています。
Learn Squaredという良くわからない外国のサイトにレッスンコースがあり勉強できるようですが、果たして自分の求めるゲームの作り方への回答はあるのでしょうか?
結論
ゲームをすでに完成させたことのある人に取っては買う価値はないのでは?
HumbleBundleのレッスン紹介YouTube動画(一部)
自分が一番気になる、ゲームのコンセプトの作り方、環境マップの作り方のコースをまず物色してみます。以下の動画は紹介動画で、Learn Squaredというレッスンサイトのコース紹介になります。
実際にHumbleBundleを購入したらLearn Squaredというサイトの動画で講義を受講することになります。
Learn Squaredでレッスンコースをお試し
どうせ購入したらアカウントが必要になるので、まずはお試しで30時間コースが無料で見られるということでアカウントを作成。本名の入力にやや抵抗がありましたが、アカウント開設です。
特に気になる2つのコースを無料でどんな内容かチェックしました。
CONCEPT ART FOR VIDEO GAMES
CourseOverView
このレッスンでは
- Sketching Methods(メカの画像)
- 3DModeling(メカの画像)
- 3D Details(メカの画像)
- Realism Pass(メカの画像)
- Rendering(メカの画像)
- Final Presentation(メカの画像)
という大きな流れで、主にメカを作るレッスンなのでしょうか?説明の画像にメカの画像が挿絵として載せられています。
Design Constraints
世界設定のカルチャーや背景を調べましょう
GamePlay Implications
あなたが作りたいゲームに似たゲームのデザインを理解しましょう。
異なる視点によって、あなたのアセットの表示される目立ち具合が変わる。
Creating Mesurements
モデリングするさいモノの長さを考えましょう。
Line Sketching
メカを描くタイムラプスと共に解説が始まる。
Environment Concept Art with Pablo Dominguez
Course Overview
- Establishing a Design Language(ビルの挿絵)
- Building a Kit(鳥居のようなモデルの挿絵)
- Creating Materials(パーツに分解されたマテリアルの絵)
- Detailed Assets(インドの宮殿のような3Dモデルの挿絵)
- Scene Setup(宮殿のモデルを並べて街を作ったシーンの挿絵)
- Final Paintovers(ライティングなどをした街の一角の挿絵)
結論・まとめ
結論
買っても後悔するだけだと思う。
レッスンの内容が当たり前すぎて、自分が求めるような高度な考え方や、既存の世界にはない新しい何かを作り出す思考プロセスのような革新的なものが無いように感じました。逆に言えば基本に忠実にゲームを作るプロセスを丁寧に全く何も分からない初心者に向けて丁寧な解説をしていると言えます。
しかし自分はすでに1個のゲームを完成させられた実績があるので、その視点から見ると、当たり前すぎてレッスンを買う価値を感じません。
まとめ
2つのコースをざざっとどんな内容か確認しましたが、期待していたものではありませんでした。もっとレッスンを受けた後には自分の想像力が爆発して、頭の中に眠っていた潜在意識を解放したかのように想像力が溢れてくるような結果を想像していました。
実際には、本当に全く何も分からない、何ならUnityすら知らない、ゲームすら触って1日目くらいの人を対象にしたようなレッスンコースでは?と感じました。
気になる人は無料でレッスンの内容を見ることができるので覗いてみてはどうでしょうか?そしてどんな印象を持ちましたか?
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