契約の浮遊船をSteamでリリースしたのは良いものの、全く売れる気配すらしないので、売れない原因を考えていきたいと思います。
売れない原因
認知度がない
Steamのインディーゲームを探すページで もっと表示する を何度押しても契約の浮遊船は出てきません。1000タイトル以上もっと表示するボタンで出現させても出てきません。完全に他のゲームに埋もれて誰が見つけるねん?状態でほぼ無いに等しいインプレッションです。調べによると2021年の時点で約5万2000本のゲームが販売されているようです。そりゃあ埋もれますわ。
需要がない
そもそもゲーム自体に需要がないです。人によって欲しいゲームは様々ですが、誰にも欲しいと思われないゲームを作ってしまった場合、売れないでしょう。Steamのウィッシュリスト機能で誰にもチェックされていなければ需要がないゲームを作ってしまったことになるでしょう。
商品に魅力がない
作った側としてはあまり考えたくないですが、商品に魅力がないと売れません。ここも需要がないと似たような部分になりますが、ウィッシュリストで商品の魅力度をある程度数値にすることができるでしょう。幸いなことに契約の浮遊船では数百件のウィッシュリストがあるので、魅力が全く無いわけではないと思っています。
価格が高すぎる・安すぎる
契約の浮遊船が売れない最大の理由は 価格が高すぎる にあると作った本人も思っています。とはいえ、無収入状態での制作期間を経て、企画の構想から10年という長い年月をかけて作った大切な作品をそう安売りしたくないのが売る側の考えです。そもそもSteamでは価格を適正価格より低くしすぎて、安く売りすぎている印象を受けます。大手のビックタイトルが80%OFFとかされると、中小のゲームも同じ様に価格を下げなければ消費者が納得しないのでは?と市場全体の価格が下落傾向にあるのがやや不安に感じています。
安すぎる場合は、この作品本当に楽しめるだけの内容があるのだろうか?と不安になる購入者が一定数いると思いますが、安い分には失敗してもダメージが少ないので、安すぎることが直接売れない原因にはなりにくいとは思います。
今後の課題
認知度を高めたい
契約の浮遊船の出来栄えにやや不安を感じ、売れてほしくないと思う反面、金銭的にはもっと売れないかな?という謎の思考が渦巻いています。認知度を上げる方法としては、
- 有名なYouTuberにゲーム実況してもらう
- Google広告などでゲームを宣伝する
- Steamのレビューと評価を高めて、Steam内でのインプレッションを高める
などがあると思います。何もしなければただただ埋もれているだけになるので何かしらの営業は今後かけていかないと売れる予感はしません。
レビューを増やす
Steam内でのレビューが付けば、おすすめに表示されるかどうかに影響があるらしく、先ずは10件のレビューがつくことがリリースしたての作品の目標だと言われています。肯定的、否定的に限らず、今後の作品の方向性や内容を決める意味でもたくさんレビューがついて欲しいです。
適正価格でセールをしたい
自分でも高すぎるとわかっているので、発売からもうしばらく経ちましたが、セールによって適正価格での販売を進めていきたいと思っています。とはいえ、Steam税も取られる上に税金、所得税とどんどん価格から差っ引かれていくのであまりにも安い値段での販売は避けたいところです。
制作の疲れでセールどころではありませんでしたが、生活が少し落ち着いて体調が戻りかけている今から、セールに関しては少しづつ進めていきたいと考えています。
億万長者は夢のまた夢だった
ゲームを作っている最中は、おっほーこれでたくさん売れたら億万長者と妄想しながら、ゲームを作っていましたが、いざ作品をリリースすると誰にも気が付かれないような殺風とした反応で、まあこんなもんじゃわな?と現実に引き戻されています。
とはいえタイトルによってはそこそこ売れているものもあるので、自分の場合はゼロからのスタートということで今後商品数を増やしながら、少しづつ売れるゲームを開発して行くことになりそうです。
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