自己紹介
たった1人でゲームを制作販売している、ペンネーム「 あそぽよ 」と言います。
契約の浮遊船を完成販売することには成功しましたが、商業的には失敗?で今は全く売れていません。2作品目のゲームを作ろうと意気込んでもいますが、試作をするなかで途中でやる気が無くなり何故かどの試作も完成まで繋がりません。それは純粋にゲームを作りたいから売れるゲームを意識し始めたからが原因のひとつでもあります。
そこでSteamの売上上位作品を見て、何故売れているのか?どんなゲームが売れているのか?売上の可能性はどれくらいあるのかを見て、何か制作のヒントを見つける旅に出てみましょう。
Steamのインディーカテゴリ
売上上位の5タイトル
FPSシューティングゲーム。2050円が1332円でセール中。(35%OFF)
82400件のレビュー = 1332 × 82400 = 109756800円
約1億976万円 × {1−0.4(Steam税)} = 65854080円
6585万円の確実な手取り
×10くらいが実質の手取り = 約6億円
発売日 2021年11月18日
サバイバル・サード・パーソンシューティング。
198871件のレビュー 2570円半額セールで購入されていると仮定して
2570 ÷ 2 × 198871 × 0.6 = 153329541円の確実な手取り
1.5億 ×10くらいが実質の手取り = 約15億円
発売日 2020年8月11日
クォータービュースタイルの無料バトルロイヤルゲームです。
とはいえ2000円のスタートパックが必要なので、半額セールで購入されていると仮定して
2000 ÷ 2 × 59422 × 0.6 = 34653200円の確実な手取り
3465万円 ×10くらいが実質の手取り = 約3.4億円
2023年7月20日
魔法アクションローグライト2Dゲーム。
2050円が820円でセール中(60%OFF)
820 × 63856 × 0.6 = 31417152円の確実な手取り
3141万円 ×10くらいが実質の手取り = 約3.1億円
発売日 2020年10月16日
2Dクラフトゲーム。
1480円半額セールで購入されていると仮定して
1480 ÷ 2 × 644185 × 0.6 = 286018140円の確実な手取り
2.8億円 ×10くらいが実質の手取り = 約28.6億円
2016年2月27日
売上上位の追加5タイトル
計算がめんどくさいので簡単に紹介だけします。
トレーラーのシュミレーションゲーム。
1496件のレビュー。2480円
発売日 2023年10月20日
オープンワールド、アクション、釣り、狩り、探検、楽しさ、多彩なクエストなど、様々なジャンルを組み合わせて、このゲームを作り出した!かつてのエール&テール酒場の栄光と人気を取り戻そう。
1495件のレビュー3400円(2040円40%OFF中)
発売日 2024年9月5日
PCの背景画像を作るゲーム?
760820件のレビュー、499円
発売日 2018年11月
犯罪現場を清掃し、巧妙に警察を出し抜き、次なるミッションに備えましょう。
7658件のレビュー、2500円
発売日 2024年8月14日
ふわふわした夢の世界が舞台の爆笑お気軽プラットフォームゲーム。
156896件のレビュー、2050円(615円70%OFF中)
発売日 2016年7月23日
感想・特徴
売れれば数億円単位での収入が見込める夢のある世界
AAAタイトルではなく、インディーゲームでも売上トップ5に入れば数億円の収入が手に入る世界が広がっていることが今回の調査で確実になりました。レビュー数から実際の販売数には大きな隔たりがありますが、少なくとも確定しているレビューからの売上だけでも1億円以上は稼いでいることが読み取れます。
その1億円レベルの世界を目指すのであれば制作に4-5年、売れるまでに4-5年とかかってもリスクに見合うリターンが得られるでしょう。とはいえ、リターンが得られない場合の方が多いので、売れるを目指すならそれなりの調査や工夫などが必要で、なんとなく手当たり次第に作ってみた、というのでは達成できないでしょう。まだまだマーケティングや調査が必要なように感じます。
ゲーム内容・特徴
アメリカ人が好みそうなビジュアルであったりゲーム内容が多い印象です。
2020年頃の古い?ゲームが多く、やはり知名度や人気が出るまでには4-5年かかるのでしょうか?最近のゲームですら1-2年は経っています。発売してすぐに爆発的に売れることの方が稀のように感じました。
それを考えると契約の浮遊船も失敗ではなくまだまだ現在進行系で順調と言っても良いかもしれないですね。
既存の型にハマったゲーム?まったく新しいゲーム?
FPS、シューティング、クラフト2D、トップダウン、シュミレーター、RPG、プラットフォームゲームと、よくあるカテゴリの内容のゲームばかりで、全く新しいジャンルやどこにもなかったようなゲームが売れているという訳ではありませんでした。。
YouTubeでよく話題になる、OnlyUpや壺おじさん、スイカゲームのような突飛なアイディアをもとにしたゲームが無いのがやや意外です。ゲームとして順当に作っている作品ばかりでした。
2作品目の”売れるゲーム”を意識した場合
ポイント
- 基本言語を英語にするレベルで、英語が必須
- アメリカ人向けがよく売れそう
- 売れるには4-5年かかる(早くても1-2年はかかる)
- 価格は2000円台が最もメジャー
2作品目のゲームを作り始める前にまだまだ調査が必要?
今回は売上上位という点で10作品をピックアップしてみましたが、まだまだ、話題の新作、高評価、人気の近日登場など色々調べてみる必要があるようですね。とはいえ、商業的な成功を見るなら、売上上位を最も優先して調査・分析・自分の作品への流用を行うべきでしょうか?
実際にプレイしてみた方が良い?
調査を行うにはストアページを眺めるだけでなく、実際に購入してプレイした方が良いでしょうか?10作品全部試すとなると1万円程度の出費と数ヶ月の調査期間が必要になるでしょう。そこでストアページ以上の何か有益な情報が得られるでしょうか?やってみないとわからないですが、少なくともアメリカ人好みの要素を肌感覚で掴むにはやっておいて損はなさそう、というか、やらないと掴めなさそうな気もします。
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