UnrealEngineでオブジェクト単位の雲を作る方法を調べました。
情報元にしたYouTube動画です↓
Volumetric Cloud Secrets [Unreal Engine 4 & 5] Works in UE5!
Volumetric Cloud Secrets [Unreal Engine 4 & 5] Works in UE5!
オブジェクト単位の雲が作りたい
プラグインを導入から雲を作るまで
- 編集 → プラグイン → Volumetrics をEnable → 再起動
- ViewOption → Show Engine Content でエンジン内のコンテンツを見えるようにする。(UE5.3では、プラグインコンテンツを表示するにチェックを入れないと後述のVolumetrics Contentにアクセスできませんでした。)
- レベル内に SkyAtmosphere を必ず入れる
- ビジュアルエフェクト → Volumetrics Cloud をレベル内にドラッグアンドドロップ
- エンジン内コンテンツの → Volumetrics Content → Tools → CloudCompositing → Blueprints → BP_CloudMask_Object と BP_CloudMask_Generator 両方を選択してレベルにドラッグアンドドロップで追加する
- BP_CloudMask_Objectを空上空に移動させる
- エンジン内コンテンツの → Volumetrics Content → Content → Sky → Materials → M_VolumetricCloud_03_Profiles_Bilowy_Instファイルをレベル内に配置したVolumetricsCloudの詳細パネルのCloud Materialにドラッグアンドドロップでセットする → するとVolumetricsCloudが描画していた雲が全て消えて、雲のない空ができる。
(UE5.3ではM_VolumetricCloud_03_Profiles_Bilowy_Instファイルが存在せずにM_VolumetricCloud_03_Profiles_Bilowyファイルしかありませんでした。) - BP_CloudMask_Objectのスケールを変えるとオブジェクトとして選択できる雲が描画される
- 複製することでオブジェクト単位の雲を空に並べて好きな空の様子を作ることができる。
雲の見た目を変える
レベル上に配置したBP_CloudMask_Objectを選択した状態で詳細パネルの、BP_CloudMask_Object(Self)を選択した状態で→デフォルト→やや下のNoise SettingsのNoise Intensityを変えることで雲の密集具合を変えることができます。
さらにNoiseSeedで雲の形を変えることができます。(ある程度分散した雲の状態でないとやや形の変化がわかりにくい)
雲の高さの調整
- レベル上のVolumetricsCloudを選択 → 詳細 → レイヤー → Layer Buttom Altitude で高さを変えられる
あれ?チュートリアルと違うぞ?
オブジェクト単位で作った雲がタイリング(繰り返し空に描画)されている
画像内では3つの雲しか作っていませんが遠方に同じ形状の雲が繰り返し描画されています。参考にしたYouTube動画ではそのような現象はなく、作成した雲オブジェクトのみが描画されていました。どこかしらに設定があるはずですがまたわかったらこの記事に追記しておきます。
軽く調べた感じでは(UE5.3ではM_VolumetricCloud_03_Profiles_Bilowy_Instファイルが存在せずにM_VolumetricCloud_03_Profiles_Bilowyファイルしかありませんでした。)のマテリアルが存在しなかった部分で、M_VolumetricCloud_03_Profiles_Bilowyファイルが繰り返し描画する設定に書かれているのではないかと予想しました。プラグインをインポートした時点で何故かファイルがなかったのでこれはどうしようも無いですね。バージョンアップしたら追加されるとかあるのかな?
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