“4つの形態”から自分に合ったゲーム開発に必要なパソコンを選ぼう

あそぽよブログではあえて難しい選び方は考えずに、4つの形態Windows?Mac?デスクトップ?ノートパソコン?最小限の選択ができるような情報を提供します。巷には多くのパソコン選びの情報で溢れかえっています。Google検索やYouTubeなどで、実際に購入する機種を自分の力で探して選んで購入して欲しいです。その理由は、他人に言われるがまま購入して後悔して欲しくないからです

自分に合ったゲーム開発用パソコンの選び方

リリースするプラットフォームはWindows?

SteamやEpicなどのゲーム販売プラットフォームでは、基本Windows1択です。Macで動くゲームもありますが、少数で、ほとんどの人はWindowsのゲームを購入するでしょう。

まず1台はWindowsパソコンを持つ必要があります。ゲームが動くかのテスト用であればミドルレンジのパソコンを買うのもありです。あまりハイスペックなモデルをテスト用パソコンにすると、性能の低いパソコンでも自分が作ったゲームが快適に動作するかわからないからです。

Steamが公開しているゲームプレイヤーの平均的なスペックのパソコンを用意するのが最適でしょうか?もちろんハイスペック向けゲームしか作らないという人であれば、平均以上のパソコンをテストパソコンにしても問題ないでしょう。

まずはUnrealEngineを使うか?

UnrealEngineが動けば大抵のゲームエンジン(Unity、Godot、RPGツクールなど)が動くスペックを満たしているはずです。まずは自分がUnrealEngineを使用するか?考えましょう。

PC向けのゴリゴリ3Dの綺麗なゲームを作りたいと思っているならUnrealEngineは外せないでしょう。Unityでも綺麗な3Dゲームを作ることは可能ですが、UnrealEngineの方がより簡単に綺麗なグラフィックが作れると思います。

逆にスマホゲームなどのカジュアルなものを作りたい人はUnityでも良いでしょう。しかし最近改定されたUnityの利用料金体系、UnityRuntimeFeeについてはよくよく知った上でUnityを選択しましょう。広告など単価の低い収益構造の場合は最悪赤字になるケースがあるので、過去の「UnrealEngineへの移行を考えます。(Unity新料金を受けて)」記事も合わせて読んでみてください。

スペック

UnrealEngineが動くスペック

Windows

https://docs.unrealengine.com/5.3/ja/hardware-and-software-specifications-for-unreal-engine/
より引用

Mac

Unityが動くスペック

https://docs.unity3d.com/ja/2022.1/Manual/system-requirements.html
より引用

 

 



 

 

どの形態のパソコンかを選ぼう

まずは4つの選択肢、Windows? Mac? デスクトップ? ノート?からどの形態のパソコンを購入するのかを決めましょう。ライフスタイルや生活、居住空間の関係から人によって最適な機種は千差万別です。他にもLinuxやタブレットPCなど選択肢はありますが、変に脇道にそれずに王道の選択をまずはしましょう。

選択肢 解説

できるだけ価格を安く抑えたい

Windowsのデスクトップが最も性能に対して、価格を安くすることができます。種類も豊富にありBTOから出来合いのものまで様々なメーカーからパソコンが供給されています。

 

とにかく綺麗な画面で作業したい

大きく取り上げて宣伝されていませんが、アップルが販売するMacやiPad、iPhoneなどの画面は、数あるデバイスの中でも最高レベルに綺麗な画面が搭載されています。ゲーム制作となると、平気で1日10時間以上画面を見続けて作業をすることもあるので、より目に優しく綺麗なモニターが搭載されているパソコンを選ぶべきです。

またEIZOのモニターも目に優しいと有名ですが、自分は今まで1度もEIZOのモニターを見たことが無いのでよくわかりません。EIZOの方がMacより綺麗で目に優しいと思うなら、EIZOモニターを選択するのが良いですね。

iPadと連携してアイディアをまとめたい

  1. アップル製品での連携が強い
  2. クリエイティブな作業がしやすい(iPadで絵を描く、iPhoneで写真を取る)
  3. ソフトがアイディア出しに優れている(メモ、Keynote、Numbers)

ゲーム制作において、コンセプトアートを描く、やイメージのロケーションを撮影しに行く、など世界観を作る際に、アップル製品がとても使いやすいです。さらにそれらのデータがアップル製品での連携でスムーズに管理できることによって、アイディアをまとめたり企画のデータを作るのはアップル製品がWindowsより一歩上を行っていると実際に使用して肌で感じます。

アイディアや企画をストレスなくまとめたい人はゲーム開発用のPCとしてMac-iPadを選択しましょう。お値段は少し高いですが、総合的に内蔵されているアプリケーションやアップル製品での連携できる価値、リセールバリューが高いことなどを考えると、最初の出費が大きいだけで、所有している価値は高いので、結局トータルリターンで見た場合、安いとまで感じることができると自分は思います。

 

外出先でも作業環境を開きたい
家の中でも持ち運びする

  1. 自分の作ったゲームを外に持ち運んで誰かに見せたりしますか?
  2. カフェなどの自宅以外でも作業をしたいですか?
  3. 家の中でも場所を変えて作業をすることがありますか?

自分はしっかりした机と椅子にガッツリ座って長時間作業をするタイプなので、いつもデスクトップ型のパソコンばかりを買っています。しっかりと据え置きする場所を確保して最適な環境で作業するのが好きなタイプです。

皆さんはどうですか?これは説明するまでもなく、持ち運びするのが好きな人ならノートパソコンを選びましょう。流石にデスクトップより性能や快適性は劣りますが、最近のノートパソコンの処理能力もすごく高くなっているので、よっぽど安物を買わない限り、最小限の性能はあるでしょう。

 



 

形態が決まったら細かい機種を選定

あそぽよブログでは詳しく解説しない(できない)

OS、デスクトップ?ノートパソコン?が決まったら、より細かくメーカーやスペック、価格を見ながらいろんなサイトでパソコンを物色しましょう。「ゲーム開発 パソコン 選び方」でGoogle検索したら星の数ほど選び方の情報が出てくるので、頑張って自分で調べて、お気に入りの1台を探しましょう。加えて他人に言われるがまま購入したものは後で後悔する可能性が高まります。

セブンがオススメだけど玄人向け

個人的にはカスタマイズが豊富なセブンがオススメです。とはいえ、パーツの知識がないと逆に使いにくいので初心者にはオススメしにくい、やや玄人向けの販売サイトだと思います。あと、おそらくノートパソコンが販売されていないっぽいので、ノートパソコンが欲しい人は別のメーカーやBTOサイトから購入する必要がありそうです。

お金があるならMacとWindows両方買おう!

冒頭でも説明した通り、1台はWindowsパソコンが必要です。もちろん、開発用とテスト用を兼用にして1台で済ませても良いでしょう。とはいえ、お金があるのならMacとWindows両方揃えておきましょう。それぞれの良さを見つけてより良いゲーム開発が可能になるはずです。

 



 

最小限の知識

スペックを調べる上で以下の項目は最小限抑えてください。また調べる際も以下のキーワードを中心に調べるとスムーズにパソコン選びが進むはずです。

CPU

パソコンの頭脳です。CPUによって操作のキビキビさが大まかに決まります。自分の大切な時間を有効に使いたいなら待ち時間の少ないスペックの高いものを使いましょう。

メモリ

ゲームエンジンを快適に動かすなら32GB以上搭載してください。最小限の8GBでも動作する場合もありますが、快適性が全然違います。もちろん最初は様子見で後から増設できる場合は増設もありです。

マザーボード

パソコンの母体となる基盤です。USBが挿せる数、転送速度。SATAのスロット数、m.2のスロット数など搭載できるパーツの数が基本的に変わります。増設を視野に入れるならスロット数は用途に応じて確保しておきましょう。

GPU(グラッフィクボード)

映像処理を担当するパーツです。ゲームをスムーズに動かすには性能の高いものを選びましょう。

 



 

動画も見てみてね。

4つの形態から選ぶ、ゲーム開発パソコンの選び方。

 

 

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